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2020 年度 実績報告書

母親及び小児の尿中バイオマーカーと高血圧・糖尿病への進展に関するコホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 18H03058
研究機関大阪大学

研究代表者

池原 賢代  大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (70589465)

研究分担者 磯 博康  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50223053)
植田 紀美子  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 母子保健調査室長/遺伝診療科副部長 (60538081)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード尿中バイオマーカー / 子ども / 母親 / 血圧 / 肥満
研究実績の概要

エコチル調査学童期検査にて、本研究参加へのインフォームドコンセント及び試料(尿)の採取、各種計測及びアンケートを実施した。尿検体について、Na、K、UN、Mg、Ca、CREA、ALB、ALB(CREA補正)を測定した。子どもの尿中バイオマーカーの測定値(平均値±標準偏差)はそれぞれ、Na=138.4±57.3mEq/L、K=34.6±20.1mEq/L、UN=1156.0±432.5mg/dL、Mg=16.4±8.0mg/dL、Ca=13.3±9.0mg/dL、CREA=102.4±44.7mg/dL、ALB=7.1±9.0μg/mL、ALB(CREA補正)=6.9±9.4mg/g Crであった(N=1336)。母親のそれぞれの測定値(平均値±標準偏差)は、Na=143.1±70.9mEq/L、K=44.8±27.3mEq/L、UN=659.2±334.0mg/dL、Mg=7.0±5.2mg/dL、Ca=12.9±9.9mg/dL、CREA=98.5±64.1mg/dL(N=1337)、ALB=8.4±20.9μg/mL、ALB(CREA補正)=8.3±16.3mg/g Crであった(N=1322)。昨年度までと合わせてデータベースの作成を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、1日あたりの検査数を制限して実施している。参加者数を確保するために調査日数を増やし対応しており、年次計画よりも調査期間が長くなり分析等が遅れている。

今後の研究の推進方策

本研究の参加を呼び掛けていく必要があるが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、1日あたりの検査数に制限がある。今後も実施にあたっては、感染者数や医療のひっ迫状況を考慮しながら、感染防止対策を整備し、取り組んでいくことが求められる。

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公開日: 2022-12-28  

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