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2021 年度 研究成果報告書

2型糖尿病モデルマウス皮膚創傷へのエストロゲン創部塗布効果の網羅的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03071
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

向井 加奈恵  金沢大学, 保健学系, 准教授 (30755335)

研究分担者 西内 巧  金沢大学, 学際科学実験センター, 准教授 (20334790)
中島 由加里  金沢大学, 保健学系, 助教 (40846680)
中谷 壽男  金沢大学, 保健学系, 研究協力員 (60198124)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードⅡ型糖尿病 / 皮膚創傷治癒 / エストロゲン / 糖尿病性潰瘍
研究成果の概要

糖尿病性潰瘍は糖尿病の合併症の一つであり、効果的な局所創傷治療法の開発が切望されている。そこで本研究課題においては、Ⅱ型糖尿病モデルdb/dbマウス皮膚創傷へのエストロゲン創部塗布効果の機序を明らかにすることを目的とし、(1)マイクロアレイによる遺伝子の網羅的解析、(2)プロテオミクスLC-MS/MSによるタンパク質の網羅的解析、(3)選択的エストロゲン受容体作動薬等の投与による創傷治癒の評価の3つの実験系に取り組んだ。その結果、Ⅱ型糖尿病モデルdb/dbマウスへのエストロゲン創部塗布によって特異的に発現変動する遺伝子やタンパク質の存在が明らかとなった。

自由記述の分野

皮膚創傷治癒

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病性潰瘍の治療は難渋することが多く、効果的な局所創傷治療法の開発が切望されている。そこで本研究課題では、女性ホルモンのエストロゲン投与によるⅡ型糖尿病マウス皮膚創傷治癒への有効性に関して網羅的に解析を行い、特異的に発現変動する遺伝子やタンパク質の存在を示した。本研究成果は糖尿病性潰瘍におけるエストロゲン投与の有効性メカニズム解明へ向けた重要な基礎的データであり、新規ケア方法創出へ向けた新たな方向性の提案の一助になると考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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