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2022 年度 研究成果報告書

認知症高齢者の尊厳を守る臨床看護実践能力シミュレーションプログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03073
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関浜松医科大学

研究代表者

鈴木 みずえ  浜松医科大学, 医学部, 教授 (40283361)

研究分担者 酒井 郁子  千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (10197767)
御室 総一郎  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (90464114)
内藤 智義  浜松医科大学, 医学部, 助教 (90632422)
佐々木 菜名代  浜松医科大学, 医学部附属病院, 看護部長 (90816464)
稲垣 圭吾  浜松医科大学, 医学部, 教務補佐員 (90825621)
松下 君代  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 臨床教授 (90831785)
金盛 琢也  浜松医科大学, 医学部, 講師 (80745068)
古田 良江  浜松医科大学, 医学部, 教務補佐員 (60813706)
澤木 圭介  浜松医科大学, 医学部, 教務補佐員 (70869940)
吉村 浩美  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 臨床教授 (10573793)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード急性期病院 / 認知症 / パーソン・センタード・ケア / e-learning
研究成果の概要

本研究の目的は急性期病院における看護師を対象に、同プログラムの有効性の検証を行うことである。対象者は71名、所属病棟は外科系・内科系など60名(85.7%)、認知機能障害のある患者の入院は半数程度が最も多く30名(42.3%)であった「点滴・中心静脈・経管栄養などのチューブを抜かないように、ミトン型手袋をつける」を低減できる自信(self-efficacy)、急性期病院の認知障害高齢者に対するパーソン・センタード・ケアをめざした看護実践自己評価尺度等の合計点が介入後、有意に増加していた。本介入プログラムは参加者が簡便に学習し、実践できる有効な介入であることが示唆された。

自由記述の分野

老年看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の特徴はパーソン・センタード・ケアの特徴である認知症の人の視点を理解するためにウエアブルカメラを用いた入院中の認知症高齢者の一人称動画プログラムも含めた認知症高齢者動画教材の開発である。7対1の看護基準を算定する急性期病院における看護師を対象に、パーソン・センタード・ケアを基盤としたe-learningによるプログラムの有効性の検証を行った。急性期病院の認知症看護の質向上、身体拘束の低減に有効であることが示唆された。今後、各病院で本プログラムを活用することで、認知症高齢者に関連したチューブ類の自己抜去、転倒・転落等の医療事故の低減等、超高齢社会の保健・医療・福祉に与える影響も高い。

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公開日: 2024-01-30  

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