研究課題
3年計画で行う予定としていた本研究は、昨年度コロナ禍の影響により研究計画が変更となったため、研究期間を延長し4年目である今年度が最終年度となる。最初の2年間は、主に2病院(緩和ケア病棟と回復期リハビリ病棟)と1施設(特別養護老人ホーム)を研究協力機関として、療養する高齢者に対してセンシング計測機器により得られる「生体データ(客観的データ)」と看護記録やケア記録より得られるケア内容を収集し、適切なケア提供のためのリスクを予測する上で医療介護職が重視する側面(睡眠、排泄、皮膚トラブル、苦痛、予後)に焦点を当てて、関連性を検討した。3年目は、1-2年目データ収集が十分に叶わなかった医療介護職による療養者の観察と判断といった「ケアデータ(主観的データ)」を経時的に抜け落ちなく収集することを主たる研究目的とし、ケア記録をリアルタイムで収集する記録システムを導入している新たな特別養護老人ホーム6施設を研究協力機関として、そこに入所する高齢者のケアデータを収集し、その関連性を検討した。さらに、死亡者に関する追加情報をインタビュー調査にて収集した。今年度は、3年間で捉えた「生体データ(客観的データ)」と「ケアデータ(主観的データ)」を統合・解析し、睡眠障害、排泄障害、皮膚トラブル発生、痛み等の苦痛発生、死亡などの実際の問題発生との関連性を明らかにした。この結果を根拠としたコンテンツを搭載した。「早期問題予測ツール」と「最適ケアモデル」を関発した。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Cancer Medicine
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