糖尿病患者でのアルツハイマー型認知症発症リスクが高いが、原因は不明である。仮説: DMでの脳を含む間質液pH低下によりAβ生成酵素β ・γセクレターゼ活性・発現量増大、Aβ分解酵素ネプリライシン活性・発現量低下し、糖尿病での脳における線維化Aβ蓄積が増大する。 弱酸カルボン酸含有食品摂取で間質液pHが正常に保持されることにより、血糖値上昇・インスリン抵抗性発症・Aβ蓄積の予防をもたらす。目的: 上記仮説を証明し、間質液pHを正常に制御し得る食品選定の選定を行なう。結果:弱酸カルボン酸含有食品成分摂取により、間質液pH上昇(改善)がみられ、かつアミロイドベータ蓄積量の低下(改善)がみられた。
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