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2020 年度 研究成果報告書

環境・社会的ストレスが加齢に伴い脳機能に与える負の影響と食品成分によるその防御

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03194
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関静岡県立大学

研究代表者

下位 香代子  静岡県立大学, 食品栄養科学部, 客員教授 (10162728)

研究分担者 小出 剛  国立遺伝学研究所, 遺伝形質研究系, 准教授 (20221955)
榊原 啓之  宮崎大学, 農学部, 教授 (20403701)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードストレス / ライフステージ / 加齢 / 脳機能 / 食品成分 / 予防
研究成果の概要

自然な加齢に伴った各ライフステージの、すなわち、若齢、中齢、高齢のマウスに、単独隔離や対面による社会的ストレスを負荷したところ、どのステージでもHPA軸が活性化されストレス応答が見られた。特に中齢期はストレスが脂質代謝系に影響を与え脳内炎症が惹起される可能性が示唆された。なお、本研究を通して、肝臓および海馬中で発現が低下または増加した2つの遺伝子が新たなストレス応答性のマーカーとして利用できる可能性を見出した。

自由記述の分野

食品機能学、生体機能学

研究成果の学術的意義や社会的意義

同じ系統のマウスで、若齢、中齢、高齢の各ライフステージで、ストレス応答や環境・社会的ストレス負荷による脳機能の変化を比較追究した報告がほとんどなかったが、本研究によりどのライフステージでもHPA軸を介したストレス応答があることがわかり、特に中齢期はストレスが脂質代謝系に影響を与え脳内炎症が惹起される可能性が示唆されたことは、ストレスによる健康障害を未然に防ぐために役立つと考える。

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公開日: 2022-01-27   更新日: 2023-01-30  

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