研究課題/領域番号 |
18H03233
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
荒川 豊 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (30424203)
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研究分担者 |
諏訪 博彦 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70447580)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | エナジーハーベスティング / セルフストレスケア / アンケート調査 / 行動認識 / 場所認識 / チャットボット / ミーティング解析 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、長期的な行動計測によって、生活習慣の中から、メンタルヘルスと行動の関係性を導き出し、ユーザにフィードバックすることで、セルフスト レスケアを支援するシステムを実現することである。現在は、GPSを搭載したスマートフォンの普及により、アプリを入れることで大まかな位置情報を記録するこ とができるようになっている。また、小型活動量計の広がりにより、歩数や心拍、睡眠に関する記録は取れるようになっている。しかしながら、こうしたデバイ スは日々の充電が必要であること、同じ建物内での行動(会議、トイレ、休憩など)は判別できないといった課題が有る。本研究では、この2つの問題を解決する ために、まずバッテリーレスで建物内行動を記録するシステムの開発に取り組み、その後、セルフストレスケアへと発展させていく。 最終年では、これまで開発したバッテリレス行動認識システムを用い、11名による長時間の被験者実験を行い、10分割交差検証で、8つの異なる場所の推定を96.7%、静的・動的の2値の行動認識を94%で行えることを示した。さらに、その実験期間の94%の時間をゼロエナジーでセンシングできることを明らかにして、トップ会議IEEE PerCom2022で発表を行った。また、照明とメンタルヘルスの関係性を調べた研究、心理情報を調査するアンケート上でのセンシング、オンラインミーティングにおけるノンバーバル情報解析ライブラリの開発については、英文ジャーナルに採択された。他にも音量の制御やPCの利用制御といった介入により、セルフストレスケアに関わる種々の研究に取り組んだ。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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