研究分担者 |
松原 茂樹 名古屋大学, 情報連携推進本部, 教授 (20303589)
吉川 大弘 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 教授 (20303753)
永田 雅子 名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 教授 (20467260)
ジメネス フェリックス 愛知県立大学, 情報科学部, 准教授 (60781507)
加納 政芳 中京大学, 工学部, 教授 (90387621)
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研究成果の概要 |
本研究では, 発達障害児向け教育支援ロボットを試作し, 小学生を対象に互いに音読を行い褒めるロボットによる学習支援効果を調査した. 実験の結果, ロボットとの音読は, 単独で音読をするよりも句読点での停止割合が増え, 誤読数が減少していた.このことから, 褒めるロボットと互いに音読を行うことで音読の正確性が向上する可能性があることを示した. また, 学習者の状態を把握するために,ロボットにカメラを付け学習者の注視領域を推定できるか調査した. 実験の結果, 各分類器での精度は約75%であったが, 注視点ごとに精度を見ると, カメラより下方向にある注視点で精度が悪い傾向があった.
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