妊娠期間中における妊娠期間毎の一般集団と健常妊婦における日本人のeQTLデータベースを世界で初めて構築した。当データベースは、今後得られてくるRNA転写物、プロテオームなどのマーカーについて個人毎の遺伝的な背景を検討するための貴重な情報資源の1つとなる。さらに、国内外のゲノムワイド関連解析によって得られたデータベースGWASCatalog等で報告されているSNPについて当該データベースに関連したSNPも得られていることから、妊娠期間毎の解析に限らず、日本人の遺伝要因と転写物の発現解析にも幅広く活用できる。
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