研究課題/領域番号 |
18H03389
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64010:環境負荷およびリスク評価管理関連
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
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研究分担者 |
高瀬 つぎ子 福島大学, 共生システム理工学類, 特任准教授 (10466641)
脇山 義史 福島大学, 環境放射能研究所, 准教授 (40594792)
塚田 祥文 福島大学, 環境放射能研究所, 教授 (50715498)
RAHMAN Ismail 福島大学, 環境放射能研究所, 准教授 (60773067)
高橋 隆行 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70197151)
難波 謙二 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70242162)
和田 敏裕 福島大学, 環境放射能研究所, 准教授 (90505562)
Zheleznyak Mark 福島大学, 環境放射能研究所, 特任教授 (90745712)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | Fukushima / Chernobyl / environment / contamination / radiocesium / fate and transport / rivers / lakes |
研究成果の概要 |
気候、地形、降下物における放射性セシウム(r-Cs)の存在形態の特性が環境中r-Csの移行と自然減衰の速度の違いにつながることが示された。福島はチェルノブイリに比べ年間降水量が多く、台風シーズンに最大の暴風雨が発生する。2019年台風ハギビスは、河川流域や氾濫原にr-Csの再分布を引き起こし、場合によっては自然除染をもたらした。さらに集水域が急傾斜のため浸食性が高く、粒子状r-Csの流出がより多い。河川・湖沼における放射性核種長期動態の半経験的拡散モデルを開発し、福島とチェルノブイリのデータセットを用いて検証を行った。河川・湖沼における放射性核種長期動態の再構築手法を提案し底質コアに適用した。
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自由記述の分野 |
Dynamics of environmental radioactivity
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The project provided assessment of the current state and prediction of r-Cs long-term dynamics in aquatic ecosystems of the Fukushima contaminated areas. Data obtained can be used by decision makers. Results were disseminated through mass media and meetings with people in Fukushima Prefecture.
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