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2020 年度 実績報告書

紙ゴミ類の可溶化による都市ゴミ有機成分と下水汚泥の一括バイオガス化システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18H03418
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

姫野 修司  長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (60334695)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードバイオマス / メタン発酵 / 再生可能エネルギー / MBT
研究実績の概要

食品廃棄物の多くは一般家庭から排出される厨芥類が占めるが、収集コストの面より厨芥類の分別収集は進んでおらず、多くが可燃ごみとして混合収集された後、直接焼却されている。また、厨芥類は含水率が高いためごみの燃焼効率を低下させる要因となる。このよ
うな背景より機械的処理と生物的処理を組み合わせて既存の収集システムを変えず廃棄物のエネルギー化・減用化を行う技術であるMBT(メカニカル・バイオロジカル・トリートメント)技術が注目を集めている。本研究では、発酵適物のメタン発酵により、焼却量の削減、バイオガス発電によるエネルギー回収が可能と考え、メタン発酵実験とシステム評価を実施した。下水処理場に0.5tのパイロットスケール消化槽を設置し,下水汚泥に対して発酵適物を重量比で5%,10%,15%追加投入した系列で混合消化の連続運転を実施し,同時に運転した下水汚泥単独系の結果と消化特性を比較した。本研究では選別されていない状態の
また、実際に収集された選別されていない都市ごみに対して機械選別を実施した。まず、破砕選別機単体での選別能力を明らかにしたうえで、破砕選別機単体での試験の問題点から,破砕選別機の前段に粒度選別機を設置した。高発熱量分の大型ごみ(衣類・布類・ビニール類・皮革類など)を事前に選別可能となり、メタン発酵に適したごみ質としての回収方法を検討した。さらに、選別された発酵適物(厨芥類や紙類)の長期メタン発酵試験を行い、バイオガス化率や発酵特性を評価し,エネルギーとしての利用可能性を検討した。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2021-12-27  

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