研究課題/領域番号 |
18H03428
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
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研究分担者 |
森田 香菜子 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70599125)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | SDGs / 持続可能な開発 / CSD / 国際制度 |
研究実績の概要 |
CSDからHLPFに至る、ステークホルダー(国連のメジャーグループ等)のインタレストやアイディアについて、国連HLPF2019や国連総会などでSDGsの様々な目標に関わる専門家にインタビューを行いながら情報収集を行った。特に2019年はSDG採択後4年目の会議であり、通常の7月のHLPFに加え、9月に国連総会のもとでもHLPFが開催され、本研究対象でもあるかてのCSDからの変化が非常に明確にしめされるものであった。インタビュー等から、ステークホルダーの考えの変遷を分析する上での重要な視点、今後さらに深堀りが必要な分野が明らかになった。この成果がより明確に振り替えられるのが2020年であることから、2020年もフィールドワークにて課題を明らかにする基盤が出来た。
また、ステークホルダーの中でも、特に国家政府や、国連のメジャーグループにも含まれる自治体、ビジネス・産業界(金融関係分野を含む)、科学技術コミュニティの役割やそれに関わる制度設計の議論について重点的に情報収集を行った。SDGs達成における国家政府と自治体の役割やそれに関わるガバナンスの課題、SDGs達成に向けた科学技術コミュニティの役割と政策への貢献の可能性について分析も行い、その分析結果を発表することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2020年度以降のCSDからHLPFに至るステークホルダーのインタレストやアイディアの変化や制度の変遷の分析に活用する、情報収集ができた。国家政府、自治体、ビジネス・産業界、科学技術コミュニティの役割やそれに関わる制度についての情報収集や分析を進めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
今年度については、コロナウィルス対策がどのように収束していくか次第でフィールドワークの方向性が変わってくる。現状では、これまで対象としてきた、ステークホルダーに加え、これ以外のステークホルダーのインタレストやアイディアについても聞き取り調査などを通じて情報を集める。また、これまで収集した情報を活かして、CSDからHLPFに至る様々なステークホルダーのインタレストやアイディアの変化の違いを分析する。
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