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2022 年度 研究成果報告書

ウガンダ農村社会で生活するてんかん患者とその家族のための包括的ケアのモデル構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03442
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分80010:地域研究関連
研究機関広島大学 (2020-2022)
京都大学 (2018-2019)

研究代表者

西 真如  広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (10444473)

研究分担者 波佐間 逸博  東洋大学, 社会学部, 教授 (20547997)
佐藤 靖明  大阪産業大学, デザイン工学部, 准教授 (30533616)
杉木 明子  慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (40368478)
太田 至  京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 名誉教授 (60191938)
坂井 紀公子  金沢星稜大学, 人文学部, 准教授 (70722023)
栗本 英世  大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (10192569)
武井 弥生  上智大学, 総合人間科学部, 准教授 (40197257)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードてんかん / 生活環境 / 医療資源
研究成果の概要

ウガンダ農村社会で生活するてんかん患者とその家族の生活の質の確保に必要な知識と資源を明らかにするための学際的な研究枠組みを提起した。てんかん症状とともに生きる経験や生活上の困難について、地域社会の文脈の中で明らかにするとともに、医療資源の限られたアフリカ農村において、患者の生活環境を適切に把握し継続的な支援を提供する方法を検討した。患者を抱えた家族のケア負担および生計活動へのインパクトを、地域に固有の生業手段や家族制度等を踏まえつつ明らかにするための調査手法を開発するとともに、てんかん患者とその家族の支援に用いられる既存のツールが、ウガンダ北部農村の文脈でどのように活用できるのか検討した。

自由記述の分野

医療人類学

研究成果の学術的意義や社会的意義

てんかん患者およびその家族の生活の質の向上を目的とした既存の支援手法は、いずれも欧米や日本などの産業化社会における生活文化と医療福祉制度を前提としたものである。これに対して本研究では、ウガンダ農村で暮らす患者とその家族の生活環境および生業活動を踏まえた支援の方法について検討した。この研究は、医療資源の限られたアフリカ農村において、てんかんなどの脳神経疾患を抱える患者とその家族の生活の質の向上に寄与するものである。

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公開日: 2024-01-30  

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