研究課題/領域番号 |
18H03462
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 |
研究代表者 |
吉田 香織 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (00550386)
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研究分担者 |
DIMACHE ALEXANDRU 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 助教 (30870240)
BUI ThanhHuong 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (80711556)
YOUN SeungHo 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 准教授 (80804757)
リー ティモシー 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (20635495)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | war memory / educational tourism / memory studies / dark tourism / heritage tourism |
研究成果の概要 |
本研究は、ダークツーリズムの概念の妥当性を問い直し、アジアの文脈における教育ダークツーリズムの複雑な仕組みや文化政治的要素を明らかにした。具体的には以下である:1)アジアにおける戦跡関連教育ツーリズムは「希望ツーリズム」と呼ばれることもあり、暗く致死の苦しみを強調するとは限らず、その後生まれる光をも示し、2)若者の戦争の記憶は、教育ツーリズム資料や歴史教科書とともに、様々な形での戦争の表象の相互関係により(再)構築される。本研究結果はアジアにおけるダークツーリズムの実情を解明し、また若者世代の戦争の記憶構築を理解するために、大衆メディア等‘ポップ’な形式の媒体を考え合わせる必要性を指摘した。
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自由記述の分野 |
Media and cultural studies
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Educational dark tourism, a sub-category of dark tourism, had a large gap in theory, with reference to the Asia Pacific region. Our findings revealed the theoretical limitation of common Western-based approach to dark tourism, stressing the need of incorporating Asian-based conceptualization.
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