• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

3Dプリンタ利用のオーダーメイドの新バイオポーラス構造・人工股関節の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18H03487
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分90010:デザイン学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

國本 桂史  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (90448720)

研究分担者 小鹿 幸生  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 名誉教授 (30112501)
加藤 大香士  名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 准教授 (90362285)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードバイオ・ポーラス構造 / 中空構造人工骨 / 人工股関節 / ハイドロキシアパタイト / 粉体チタン積層構造 / 三次元プリント積層造形 / 新型チタン積層構造人工骨置換 / 3 次元造形
研究成果の概要

これまでの全人工股関節置換術(以下THA)では、器具を固定するために生体骨を切削する高い侵襲性だけではなく本来の関節位置から大幅に違う問題がある。THAの流れと臨床で用いられる人工股関節、大腿骨頭部について調査し、現状理解と問題点の抽出を行い、さらにラピッド・プロトタイピング技術と素材開発の実態を本研究への技術的応用を検証し、MRIやCTを利用して股関節疾患者のデータ取得、3DCADを用いて欠損部位及び大腿骨頭部をモデリング、欠損例に対して汎用をもった関節部データ作成手法で行なうことで様々な疾患に対する応用力をもつバイオ・ポーラス構造作成を目指す。

自由記述の分野

生体医工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

股関節疾患者のデータをMRIやCT等で取得、3DCADを用いて欠損部位及び大腿骨頭部をモデリングし欠損例に対して汎用をもった関節部データ作成手法で様々な疾患への応用力をもつバイオ・ポーラス構造作成を目指す。既存の人工股関節と比較検討することで臨床への応用性を高めた。チタン中空構造が持つ高い剛性により隣接する生体骨を侵襲しないために、人間の人体組成に近い中空構造を構築できるバイオポーラス構造の動的解析と構造設計を行い、物性と構造とを考慮した生体への侵襲緩和を進めた。人体の組成材料に近く生体親和性の高い安定した結晶構造のハイドロキシアパタイトを主材とすることでより最適な人工関節の研究を推進できる。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi