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2020 年度 研究成果報告書

語形成および意味的情報を付加した実践医療用語辞書の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03499
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関西南女学院大学

研究代表者

相良 かおる  西南女学院大学, 保健福祉学部, 准教授 (00330887)

研究分担者 小野 正子  西南女学院大学, 保健福祉学部, 准教授 (50255957)
高崎 智子  西南女学院大学, 保健福祉学部, 教授 (30882865)
東条 佳奈  大阪大学, 文学研究科, 助教 (20782220)
麻 子軒  大阪大学, 文学研究科, 招へい研究員 (30880249)
山崎 誠  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語変化研究領域, 教授 (30182489)
内山 清子  湘南工科大学, 工学部, 教授 (20458970)
岡 照晃  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, コーパス開発センター, 特任助教 (50782942)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード医療用語 / 語構成要素 / 意味分類 / 合成語
研究成果の概要

医療記録に含まれる合成語7,192語の語構造の解析を行い、語構成要素6,380語を選定した。次に得られた語構成要素について意味分類を行い、80種類の意味ラベルを付与した。併せて各語構成要素が、合成語7,192語において、語頭、語中、語末に出現する頻度を調べた。そして、語構成要素、意味ラベル、合成語中の位置頻度と読み仮名を一覧にした『語構成要素語彙試案表』を作成し、言語資源協会(GSK)より公開した。
加えて、医療記録データを語分割し、分割した語の品詞情報を基に合成語を生成するツールGoMusubiを作成し公開した。

自由記述の分野

総合領域

研究成果の学術的意義や社会的意義

個人情報を含み医療施設外に持ち出されることのない医療記録に含まれる合成語(7,192語)を構成する語構成要素(6,380語)に意味ラベルを付与した『語構成要素語彙試案表』の無償公開は、医療用語(合成語)の施設外での言語学的研究を可能とする。また、医療記録データから合成語を抽出するツールGoMusubiの無償公開は、各医療施設内での語分割と合成語の抽出を可能とし、そして『語構成要素語彙試案表』を用いることで抽出した合成語の意味の推測ができる。
加えて、語構成要素6,380語に付与したヨミガナや意味ラベルは、医療の専門用語教育にも利活用することができ、社会的にも意義のあるものとなった。

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公開日: 2022-01-27  

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