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2022 年度 研究成果報告書

語用論的分析のための日本語1000人自然会話コーパスの構築とその多角的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03581
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分2:文学、言語学およびその関連分野
研究機関大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所

研究代表者

宇佐美 まゆみ  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 教授 (90255894)

研究分担者 山崎 誠  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 教授 (30182489)
大塚 容子  岐阜聖徳学園大学, 外国語学部, 教授 (10257545)
重光 由加  東京工芸大学, 工学部, 教授 (80178780)
石川 慎一郎  神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (90320994)
片上 大輔  東京工芸大学, 工学部, 教授 (90345372)
小川 都  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, プロジェクト非常勤研究員 (00824822)
松井 智子  東京学芸大学, 国際教育センター, 教授 (20296792)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードBTSJ自然会話コーパス / 語用論 / 自然会話分析 / コミュニケーション能力養成 / 日本語教育 / 自然会話を素材とする教材 / 自然会話リソースバンク / ディスコース・ポライトネス理論
研究成果の概要

本研究は,語用論的分析に適する『BTSJ』で文字化された世界最大規模の『1000人日本語自然会話コーパス』を構築することによって,語用論,コミュニケーション学の研究を促進し,その成果を日本語教育に応用することを企図した。今回,新たに動画データも追加し,514会話を収録して完成させ,共同構築型多機能データベースである『自然会話リソースバンク(NCRB)』にも本コーパスを格納して連携させ,公開した。さらに,NCRBには日本語教育用の「自然会話を素材とする教材」が簡単に作成できる「教材作成支援機能」を搭載し,研究と教育の双方を連携させながら運用できるプラットフォームとして完成させ,無料で公開した。

自由記述の分野

語用論 談話研究 自然会話分析 言語社会心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

延べ1000人分の語用論的分析に適する『基本的な文字化の原則(BTSJ)』による文字化資料と音声データを含む世界最大規模の『BTSJ1000人日本語自然会話コーパス(2023年3月NCRB連動完成版)』を完成させ,共同構築型多機能データベース『自然会話リソースバンク(NCRB)』上での動画視聴も可能にした。約3000人以上と多くの研究者に利用され,論文発表もなされたことが,本コーパスが語用論・コミュニケーション研究の促進に貢献したことを示している。また,NCRBの「教材作成支援機能」が世界中における「自然会話を素材とする教材」の共同構築を可能にし「研究と教育」を連関させた社会的意義も大きい。

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公開日: 2024-01-30  

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