研究課題/領域番号 |
18H03637
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
木村 福成 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (90265918)
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研究分担者 |
清田 耕造 慶應義塾大学, 産業研究所(三田), 教授 (10306863)
松浦 寿幸 慶應義塾大学, 産業研究所(三田), 准教授 (20456304)
大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 経済のグローバル化 / 国内労働市場 / 日本 / 東アジア |
研究成果の概要 |
本研究プロジェクトの目的は、グローバル化が国内の労働市場に及ぼす影響を多面的に明らかにすることにあった。先行研究は欧米諸国を分析対象としたものが中心だが、本研究プロジェクトでは日本と東アジア諸国に焦点を当てた。本研究プロジェクトを通じて、様々な発見があった。その一つは、中国からの最終財の輸入は雇用にマイナスの影響を与えるものの、中間財の輸入はプラスの効果を持ち、国によってはプラスの効果がマイナスの効果を上回っていることである。本研究プロジェクトの結果は、輸入の影響を分析する上で、最終財と中間財の違いに留意する重要性を確認するものである。
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自由記述の分野 |
国際経済学、開発経済学、東・東南アジア経済、国際生産ネットワーク分析
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
東アジア地域は、1980年代後半以降、世界に先んじてGVCsを積極的に利用し、国際的生産ネットワークを展開してきた。東アジア地域では、このような地域の特性がグローバル化と雇用との関係にどう影響してくるのかが重要な論点であり、説得力のある実証的証拠を示すことは、建設的な政策論を展開していくために意義がある。本研究プロジェクトの成果の中には白書や国際機関のレポートで引用されているものもあり、東アジアの経済政策の企画・立案に一定の寄与があったと考えられる。
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