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2021 年度 研究成果報告書

大学における合理的配慮と支援モデルの最適化に基づくニューロダイバーシティの実現

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03653
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関筑波大学

研究代表者

竹田 一則  筑波大学, 人間系, 教授 (90261768)

研究分担者 高橋 知音  信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (20291388)
佐藤 克敏  京都教育大学, 教育学部, 教授 (20310360)
森 まゆ  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 講師 (20634893)
野呂 文行  筑波大学, 人間系, 教授 (30272149)
岡崎 慎治  筑波大学, 人間系, 准教授 (40334023)
宮内 久絵  筑波大学, 人間系, 助教 (40530986)
米田 宏樹  筑波大学, 人間系, 准教授 (50292462)
大村 美保  筑波大学, 人間系, 助教 (60641991)
後藤 由紀子  筑波技術大学, 産業技術学部, 特任助手 (60848878)
脇 貴典  筑波大学, ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター, 助教 (60865799)
中野 泰伺  筑波大学, 人間系, 研究員 (60869254)
田中 真理  九州大学, 基幹教育院, 教授 (70274412)
横田 晋務  九州大学, 基幹教育院, 准教授 (70734797)
五味 洋一  群馬大学, 大学教育・学生支援機構, 准教授 (80642131)
佐々木 銀河  筑波大学, 人間系, 准教授 (80768945)
藤原 あや  筑波大学, 人間系, 助教 (10882417)
中島 範子  筑波大学, 人間系, 研究員 (10555080)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードニューロダイバーシティ / 発達障害 / 高等教育 / 合理的配慮 / 就労・キャリア支援 / アセスメント
研究成果の概要

本研究の成果として、システマティックレビューの実施や現地視察を通じて、ニューロダイバーシティ(neurodiversity:以下、ND)の概念整理を進めることができた。そして、学生生活上の困難感を評定する「困りごと質問紙」を作成し、妥当性の評価を行った。また、ND学生、特に発達障害の診断のある学生の合理的配慮に関する調査を行い、現状を明らかにした。さらに、ND学生の就職・キャリアに関する状況を整理するとともに、卒後の社会参加についての問題等を明らかにした。加えて、ND学生支援における学生サポーター育成に関する具体的な取組と調査を行い、関係要因を明らかにするとともに、研修体制を整備した。

自由記述の分野

障害学生支援

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の遂行により、国内外の知見をもとに、日本の高等教育機関における発達障害を「脳の多様性(neurodiversity:ND)」と捉え直し、発達障害学生への合理的配慮の調整やND学生への支援について検討することができた。また、ND学生にアセスメントを実施することにより、根拠のある支援を提供することが可能となり、日本の大学における支援モデルを構築することができた。
今後は、ND学生のみならず、ND学生に関わる教員・職員・専門職員へのFD/SD等を通じてインクルーシブキャンパスの実現を進めることが課題である。

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公開日: 2023-01-30  

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