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2022 年度 研究成果報告書

校長のリーダーシップ発揮を促進する制度的・組織的条件の解明と日本の改革デザイン

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03654
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関筑波大学

研究代表者

濱田 博文  筑波大学, 人間系, 教授 (20212152)

研究分担者 諏訪 英広  川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (80300440)
佐古 秀一  鳴門教育大学, その他部局等, 副学長・教授 (30153969)
北神 正行  国士舘大学, 体育学部, 教授 (80195247)
安藤 知子  上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (70303196)
加藤 崇英  茨城大学, 教育学研究科, 教授 (30344782)
川上 泰彦  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (70436450)
織田 泰幸  三重大学, 教育学部, 教授 (40441498)
高谷 哲也  鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (00464595)
朝倉 雅史  筑波大学, 人間系, 助教 (50758117)
高野 貴大  茨城大学, 教育学部, 助教 (40881529)
牛渡 淳  仙台白百合女子大学, 人間学部, 教授 (30151856)
高妻 紳二郎  福岡大学, 人文学部, 教授 (20205339)
森 貞美  聖徳大学, 児童学部, 教授 (10337850)
山下 晃一  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (80324987)
大野 裕己  滋賀大学, 教職大学院, 教授 (60335403)
植田 みどり  国立教育政策研究所, 教育政策・評価研究部, 総括研究官 (20380785)
高橋 望  群馬大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (10646920)
Tastanbekova Kua  筑波大学, 人間系, 准教授 (30726021)
照屋 翔大  沖縄国際大学, 経済学部, 准教授 (90595737)
張 揚  北海道大学, 教育学研究院, 講師 (60767193)
張 信愛  共愛学園前橋国際大学, 国際社会学部, 講師 (80828004)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード学校の自律性 / 校長のリーダーシップ / 学校組織 / 専門職団体
研究成果の概要

本研究は、校長のリーダーシップ発揮の促進要因を、制度的・組織的条件に焦点づけて解明することを目指した。国内の質問紙調査および校長ならびに地方校長会の役員経験者等へのインタビュー調査の結果から、リーダーシップ実践についての校長自身の願望と実際の間の差異、それを支える要因の内容などについて考察した。とくに、支援要因は「専門職的交流」「学問的交流」「教育行政指針」「情報メディア」という4つに類別されることが明らかになった。海外調査からは、校長任用以前からの系統的な職能開発プログラム、校長の専門職団体による組織的な研修など、各国・地域固有の文脈に基づく支援策が明らかになった。

自由記述の分野

学校経営学、教育経営学、教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果の学術的意義は、第一に、学校の自主性・自律性の確立を標榜してきた諸制度改革のもとで校長のリーダーシップの実態がどうなっているかを明らかにしたことである。第二は、現代の校長が自身のリーダーシップを発揮するために必要と認識している支援要因が4類型で把握できることと、それらの相互関係を解明したことである。
本研究の社会的意義は、上記の研究成果を踏まえて、現代の日本において校長がリーダーシップを発揮するための必要条件として、「学問的交流」と「情報メディア」の重要性に着目する必要性、ならびに「専門職的交流」の質的転換の必要性などを考察したことにある。それは今後の研究につなげていく予定である。

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公開日: 2024-01-30  

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