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2023 年度 研究成果報告書

境界研究の分析法を用いた国境・境界地域における基礎教育に関する国際比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03659
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関東京海洋大学

研究代表者

森下 稔  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (60300498)

研究分担者 鈴木 康郎  高知県立大学, 地域教育研究センター, 教授 (10344847)
山崎 直也  帝京大学, 外国語学部, 教授 (10404857)
羽谷 沙織  立命館大学, 国際教育推進機構, 准教授 (10576151)
楠山 研  武庫川女子大学, 教育学部, 准教授 (20452328)
北村 友人  東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30362221)
鴨川 明子  山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (40386545)
渡邊 あや  津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (60449105)
鈴木 賀映子  帝京大学, 教育学部, 准教授 (60618221)
市川 桂  東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (60754546)
南部 広孝  京都大学, 教育学研究科, 教授 (70301306)
石村 雅雄  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (80193358)
S Kampeeraparb  名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (90362219)
乾 美紀 (寺尾美紀)  兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (10379224)
荻巣 崇世  上智大学, 総合グローバル学部, 助教 (00743775)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード比較教育学 / 基礎教育 / 国境・境界地域 / 境界研究
研究成果の概要

国境・境界の通りやすさを示す「透過性」で、東南アジア諸国間やアメリカ・メキシコ国境、フィンランド・ロシア国境を見たとき、透過性が高い時に越境通学する事例があり、透過性が低い時に教育交流や本国の教育制度に接続できる教育機関の事例があることが明らかとなった。また、国境の歴史的経緯や変動する国境の透過性によっても教育や文化に影響があること、国境地域は国内の他地域に対する比較優位性があること、国境地域の人びとによる日常的な比較教育の実践が行われていることが発見された。

自由記述の分野

比較教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって、これまで空白であった国境・境界地域の教育について越境通学の事象が存在することなどの新たな発見があった。また、国境・境界地域は中央に対する周縁ではなく、国境・境界の向こう側との接点であり、重要性が高いことが明らかになった。また、「国境・境界地域」を新たな分析単位として、共通性と差異性のメタ的な比較分析が可能となった。さらに、国境・境界地域を分析する上で、その両側を比較することは必須であり、比較教育学がグローバリゼーション時代の教育分析に必要とされることがより明確となった。

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公開日: 2025-01-30  

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