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2020 年度 研究成果報告書

タリウム205-裸イオンの束縛状態ベータ崩壊とニュートリノフラックスの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03696
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
研究機関埼玉大学

研究代表者

鈴木 健  埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (10196842)

研究分担者 西村 太樹  東京都市大学, 理工学部, 准教授 (30612147)
福田 光順  大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50218939)
泉川 卓司  新潟大学, 研究推進機構, 准教授 (60282985)
大坪 隆  新潟大学, 自然科学系, 准教授 (70262425)
武智 麻耶  新潟大学, 自然科学系, 助教 (40570172)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード太陽ニュートリノフラックス / ニュートリノ捕獲断面積 / 束縛状態ベータ崩壊 / 標準太陽モデル
研究成果の概要

コロナの影響でドイツ渡航&実験は叶わなかった。ドイツ人研究者のみで205タリウムの束縛状態β崩壊の半減期を決めるべく実験データを重イオン蓄積リングESRにて取得した。現在鋭意データ解析中である。半減期は229±36 daysと判明した。この値は理論予言値122days と3σで一致する。半減期決定のあとは→ニュートリノ捕獲断面積の導出→ニュートリノフラックスの決定という流れになる。

自由記述の分野

素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

束縛状態β崩壊の半減期測定から得られる核遷移行列要素を用いてニュートリノ捕獲断面積を精密決定しこれまでできて居なかった低エネルギーに於ける太陽ニュートリノフラックスを決定する基データが得られた。ニュートリノ振動で解決したと考えられている「太陽ニュートリノ問題」が実は解決していない「標準太陽モデル」の検証に繋がる。

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公開日: 2022-01-27  

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