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2022 年度 研究成果報告書

光による生体神経インターフェイスデバイスの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03780
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分21:電気電子工学およびその関連分野
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

太田 淳  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80304161)

研究分担者 高橋 正信  芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (20338312)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードCMOSイメージセンサ / 光刺激 / 脳内埋植 / 蛍光計測 / 光遺伝学
研究成果の概要

マウス脳内に低侵襲で分散埋植可能で,生体機能への光による操作と計測を可能とする超薄型マイクロフォトニックデバイスの実現を目指し,脳内埋植可能フレキシブルマイクロイメージングデバイスと脳内埋植可能フレキシブル光刺激デバイスを試作し,マウス脳内に埋植し,自由行動下でのイメージングと光刺激を実証した.また,マウス脳内に分散埋植したマイクロフォトニックデバイスによる神経回路への光による操作と計測を実施したVTAと側坐核などへのマイクロフォトニックデバイス埋植を行いニコチン投与によるドーパミン神経応答について詳細に解析を行い,フォルマリン注射による疼痛応答をDRCやACCに埋植したデバイスにより行った.

自由記述の分野

光電子工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により,自由行動下小動物の脳深部における広範囲な神経ネットワーク回路のリアルタイム計測と制御という従来にない手法が提供され,脳深部に位置し互いに複雑なネットワーク回路を形成している海馬,前頭前野,扁桃体,などの神経回路システムの計測・制御が可能となり,記憶や学習,情動等の機構解明に寄与すると期待される.これらは,アルコールやニコチンなどの薬物による中毒の解明,ひいては中毒症状の緩和につながると期待され,更にはうつ病などの精神疾患解明への展開も期待できる.

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公開日: 2024-01-30  

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