現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
研究計画で挙げていた強風下でのADCPデータの取得に成功し,海面過程に関する詳細な解析を進めたことに加え,継続して行っていた複数のプロジェクトを並行して実施し,6編のWoS論文を含む13編の原著論文として発表した.それらは,南カリフォルニア湾を対象に波-流れ相互作用を考慮したスペクトル波浪モデルによる長期再解析(Cao et al., 2018, J. Geophys. Res.),砕波帯に発生する3次元渦の発生発達過程解析(McWilliams et al., J.Fluid Mech.),福島第一原発を放出源とする放射性核種の海洋分散解析(Kamidaira et al., 2018, J. Geophys. Res.),海嶺地形による内部潮汐の生成機構(Masunaga et al., 2018, Geophys. Res. Lett.),サンゴ礁生態系ネットワークの形成過程(Uchiyama et al., 2018, J. Geophys. Res.),下水道処理水のノリ養殖上への影響評価(Uchiyama et al., 2018, Mar. Poll. Bul.)などである.
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