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2022 年度 研究成果報告書

転位遮蔽理論に基づく水素脆化の階層的モデリングとその実験的検証

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03848
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分26:材料工学およびその関連分野
研究機関九州大学 (2021-2022)
佐世保工業高等専門学校 (2018-2020)

研究代表者

東田 賢二  九州大学, 鉄鋼リサーチセンター, 学術研究員 (70156561)

研究分担者 西口 廣志  佐世保工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (00580862)
川崎 仁晴  佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (10253494)
定松 直  鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (10709554)
下川 智嗣  金沢大学, 機械工学系, 教授 (40361977)
田中 將己  九州大学, 工学研究院, 教授 (40452809)
大橋 鉄也  北見工業大学, 工学部, 特任教授 (80312445)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード水素脆性 / き裂 / 転位 / 遮蔽効果 / 破壊靭性
研究成果の概要

水素脆化には,低温脆性とは異なる大きな特徴がある.それは,水素脆性の破壊様式が巨視的には脆性的であるにも拘らず,微視的には延性的であるという従来理論では理解困難な一見矛盾した現象が存在することである.本研究ではその原因として,結晶性材料の破壊靭性に本質的な影響を及ぼす転位遮蔽効果に着眼し,それに対する水素の影響を明確化した.それに際して,転位の長範囲応力場を赤外線を使い可視化出来るシリコン結晶を用いたことも,本研究の特徴である.

自由記述の分野

工学とくに材料工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

水素脆化は,社会基盤となる構造用金属材料の安全を脅かす深刻な問題であり,その原因解明は今後の水素社会の確立に向けて解決すべき重要な社会的課題である.本研究の学術的意義は,その脆化機構として,転位内部応力への水素の影響が重要であることを明確化したことにある.

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公開日: 2024-01-30  

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