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2021 年度 研究成果報告書

構造異常タンパク質の細胞内動態制御機構とその病態生理的意義の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18H04022
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

村田 茂穂  東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20344070)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード構造異常タンパク質 / ユビキチン / プロテアソーム / オートファジー / タウ / 神経変性疾患
研究成果の概要

環境ストレスや遺伝子の変異によって生じた構造異常タンパク質は、細胞内のタンパク質品質管理機構により適切に分解されることが細胞の生存に不可欠である。さらに細胞内で分解されきらなかったタンパク質は、細胞内の特定の場所に輸送され、隔離されることがわかっていた。我々は、この異常タンパク質の輸送に関わる新規因子を複数同定し、それぞれがどのように異常タンパク質の細胞内局在変化に関わるか明らかにした。

自由記述の分野

細胞内タンパク質分解

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、異常タンパク質の輸送、隔離のための新たな経路と新たな分子メカニズムがあることがわかった。まだ基礎研究の段階であるが、構造異常タンパク質の発現、蓄積は、がん細胞、老化細胞、神経変性疾患における神経細胞において観察されることから、これら疾患の新規治療戦略の端緒となることが期待できる。

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公開日: 2023-01-30  

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