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2022 年度 研究成果報告書

津波被災地の大規模復旧事業が生態系に与える短・中期的影響の総合的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18H04146
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分64:環境保全対策およびその関連分野
研究機関福島大学

研究代表者

黒沢 高秀  福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (80292449)

研究分担者 吉田 龍平  福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (70701308)
柴崎 直明  福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70400588)
藪崎 志穂  総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 上級研究員 (60447232)
平吹 喜彦  東北学院大学, 教養学部, 教授 (50143045)
永松 大  鳥取大学, 農学部, 教授 (20353790)
兼子 伸吾  福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (30635983)
川崎 興太  福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード海岸防災施設 / 海岸防災林 / 生物多様性 / 多面的機能 / 東日本大震災津波被災地 / 復旧事業 / 防災緑地 / 防潮堤
研究成果の概要

本研究の主な研究成果としては,以下の4点が挙げられる:(1)東日本大震災復旧事業地における生態系全般にかかわる資料およびデータを収集し,記録として残した,(2)再生した海岸防災林の植物多様性が低いことを明らかにした,(3)海岸防災施設復旧事業における生物多様性保全に関する事業や取り組みを網羅的に紹介して類型化した,(4)復旧事業における生物多様性保全に関する事業や取り組みの効果を示した。

自由記述の分野

植物分類学,生態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は東日本大震災後の津波被災地である海岸部で行われた復旧事業について,生物多様性の面から問題点を明らかにした点,海岸防災施設復旧事業における生物多様性保全に関する事業や取り組みを網羅的・体系的に紹介して研究対象として俎上に載せた点に,学術的な意義があると考えられる。また,防災機能のみに重点を置いて復旧した防災施設にどのように多面的機能を持たせるかが,これから社会的に重要となることを示した点に,社会的な意義があると考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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