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2022 年度 研究成果報告書

超高速ハイブリッドカスケード光電荷変調による極限時間分解撮像デバイスと応用開拓

研究課題

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研究課題/領域番号 18H05240
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
審査区分 大区分C
研究機関静岡大学

研究代表者

川人 祥二  静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (40204763)

研究分担者 香川 景一郎  静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (30335484)
庭山 雅嗣  静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (40334958)
研究期間 (年度) 2018-06-11 – 2023-03-31
キーワード光電荷変調素子 / 高時間分解撮像 / バイオメディカルイメージング / 光飛行時間デプスイメージング / 血液動態計測
研究成果の概要

単一光電子を電界制御でマルチサイトに超高速輸送・制御する光電荷変調画素として、基板表面部を電極化して電位変調し、光信号検波を行うTPD構造及びカスケード変調と称する新概念の光電荷変調原理を提唱し、これらを用いて試作した多窓時間分解撮像デバイスによって、蛍光寿命顕微撮像、空間周波数領域撮像、レーザースペックルコントラスト撮像、時間分解近赤外分光、誘導ラマン散乱分光撮像等による革新的メディカルイメージング手段が生み出されること、また従来にない動的追従性を備えた光飛行時間3次元測距撮像等広範な分野に展開可能であり、多大な波及効果がもたらされることを、デバイス試作と実際の応用計測により明らかにした。

自由記述の分野

電子デバイス、電子機器、集積回路工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究による多窓時間分解撮像デバイスは、生命科学、先端医療・医学、その他の先端科学計測の発展を支える時間分解撮像において、従来の点計測走査型から面計測並列型へと真のパラダイムシフトをもたらす基幹デバイスとなりうるものであり、新原理の電子デバイスの創出の観点のみならず、医学・医療等の分野に発見や発明をもたらしうる画期的な計測手段・デバイスが生み出されたことは、学術的に大きな意義がある。また、生まれた成果により、医学・医療機器の革新及び医学・医療技術の発展への貢献、また広範な応用展開(産業機器(ロボット)や自動運転向けセンサへの応用等)がなされることが期待され、社会的に大きな意義がある。

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公開日: 2024-01-30  

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