今後の研究の推進方策 |
現在、数値シミュレーションの応用として、密度スケーリング手法の固気混相流体系への適用、複雑移動境界をもつ固気混相流体系への適用の2テーマを行っている。いずれのテーマについても良好な結果が得られており、論文を執筆中である。 加えて、MPS法における角運動量モデルの開発を進めている。以前に執筆したMPS法における熱流束の発散モデル(K.Takabatake et al., International Journal of Heat and Mass Transfer, 2016)と合わせることで、溶融した構造物の回転が扱えるようになるため、既存の手法と比べてより詳細な計算が可能となる。
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