• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 実績報告書

時分割測定を用いたチャネルロドプシンの開状態遷移メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18J21256
研究機関東京大学

研究代表者

小田 和正  東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(DC1)

研究期間 (年度) 2018-04-25 – 2021-03-31
キーワードChannelrhodopsin / チャネルロドプシン / 時分割構造解析
研究実績の概要

本研究は、長波長光を励起光とする Channelrhodopsin (ChR) である Chrimsonの構造解析、および二種類のChRのキメラであるC1C2の時分割構造解析を通して、ChRの分子基盤を解明することを目的としている。Chrimsonの研究に関しては平成30年度にnature communication 誌に研究成果を報告、掲載されている。そのため、今年度はC1C2を用いた時分割実験に関して実験を進めた。当初の計画通り、2019年には二回の時分割測定実験を実施し、励起光照射後、50us, 500usの回折データを取得することに成功した。得られたデータから、励起光照射によるChRの構造変化を明らかにすることに成功した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画していたデータを問題なく、順調に取得できたため。

今後の研究の推進方策

これまでの解析により明らかにされた、ChRの構造変化に関する裏付けを、変異体解析を通して行う。変異体解析の結果が得られ次第、論文にまとめ、科学誌に投稿する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] X線自由電子レーザーによるチャネルロドプシンの時分割構造解析2019

    • 著者名/発表者名
      小田和正
    • 学会等名
      第19回日本蛋白質科学会年会
  • [学会発表] X線自由電子レーザーによるチャネルロドプシンの時分割構造解析2019

    • 著者名/発表者名
      小田和正
    • 学会等名
      日本結晶学会 令和元年(2019年)度年会

URL: 

公開日: 2021-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi