今後の研究の推進方策 |
開発し作成したBRPC を TPC とともに動かし、実際に粒子識別の性能評価を行う。得られたデータを解析し、バグを取り除いていく。また、DRS4QDCなどの読み出し回路系の整備を夏までに進める。コロナウィルスの影響により夏までに ビームテストができるか未定であるが、可能ならば、検出器の校正などを進めていく。不可能な場合は4月はじめに得たデータを用いて、解析コードの開発を進めていく。また、Geant4 を用いたシミュレーションコードの整備を行う予定である。 秋には炭素標的にビームを入射する実験を開始する。そこではTPC, BRPC, Drift chamber, AC Barrel Gamma Detector, Forward RPCを同時に 動かし、物理データを取得していくとともに、解析を進める。この結果は2020年の春に開催される日本物理学会で発表することを予定している・
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