創刊から終刊までを押さえた演劇雑誌の点数を増やすことを目標として、演劇雑誌の書誌的な調査を進めた。あわせて、演劇雑誌の社会的・文化的な位置づけを分析・考察する作業を進めた。新聞紙上や学会でのシンポジウム等において、演劇雑誌からの知見にもとづく文化的な意義を発表する機会を多く得たことにより、演劇雑誌の資料的価値を広く訴えることができた。 演劇雑誌の細目を体系的に網羅する作業についても調査を進めた。PDF化による共有と、目次細目の入力方法を検討しつつ、計画の修正を行った。コロナウイルスの蔓延により、海外機関との連携は限定されたが、アメリカ、中国、ベルギーの諸機関との連携研究を模索した。
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