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2023 年度 研究成果報告書

礼拝像・祭具制作における素材選択の心性史:材質とその聖性の喧伝に関する調査・研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K00202
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01060:美術史関連
研究機関独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館 (2022-2023)
地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪 (2019-2021)
公益財団法人大阪市博物館協会(大阪文化財研究所、大阪歴史博物館、大阪市立美術館、大阪市立東洋陶磁美術 (2018)

研究代表者

児島 大輔  独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸研究部, 主任研究員 (50582376)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード仏像 / 木彫像 / 銀仏 / 文化史 / 転用 / 追善 / 供養
研究成果の概要

本研究は、仏像や法具のような礼拝像と祭具の材質に注目し、素材の選択とその聖性とのかかわりを追求することを目的として、実作例と文献資料とを対象とした調査・研究をおこなった。その結果、とりわけ、木彫仏像と銀製仏像についての考察を深めることで、その素材選択と聖性の獲得との関係性を叙述することができた。また、こうした本研究で得られた成果を論文や展覧会で広く公表できたほか、研究史を踏まえて今後の展望をまとめることができた。

自由記述の分野

仏教美術

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の仏像史においては主流を占める木彫仏像の素材選択の歴史とその聖性の獲得、現存作例は少ないものの文献資料上では散見される銀製仏像の素材選択と素材転用の歴史について、それぞれ一定の見解を示して論じることができた。こうした成果は論文として発表したほか、所属する研究機関(大阪市立美術館・東京国立博物館)において開催した展覧会でも公表することができ、多くの来館者をはじめとする社会に広く還元することができた。

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公開日: 2025-01-30  

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