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2020 年度 実施状況報告書

映画における制作・保存・配給のインフラプラットフォームの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K00205
研究機関東京藝術大学

研究代表者

桝井 省志  東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (70720887)

研究分担者 長嶌 寛幸  東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (10621790)
筒井 武文  東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (70420297)
横山 昌吾  東京藝術大学, 大学院映像研究科, 助教 (80761725)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード映画アーカイブ / 映像配信
研究実績の概要

東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻が、設立時より現在まで制作した全作品の確認と保存、そして実際の国内及び国外での配給・配信のための基盤づくりを構築する。
オンラインでの映像公開プラットフォームの設計を進めるとともに、各作品の上映公開に向けた各作品の著作権処理などを進めている。
アーカイブ作業については、作品名、スタッフ、内容確認、音楽データ、所蔵ファイルの種類などの制作に関する情報だけでなく、映画祭の出品履歴、受賞などの情報を元に管理検索できるシステムの構築を進めている。
許諾処理済作品の国内及び国外の配給、配信等の利用希望者のための手続きの方法の研究と、それに対応したWEBデザインの制作の作業にも取り組んでいる。
映像配信プラットフォームについては、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻で使用している外部サーバーを利用する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

年数が経過した過去作品の著作権許諾が複雑になっているため確認に当初の予想以上の時間がかかっている。作品の中には、最終的な配信処理が進まないケースも見られる。
また、2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大のため、リモートワークなどにより、作業が滞りがちであった。

今後の研究の推進方策

許諾処理済作品の国内及び国外の配給、配信等の利用者希望者のための手続きの方法の研究と、それに対応したWEBデザインの制作の作業。
上記研究活動を継続して行う。これらの処理を行い最終的には映像研究科の配信プラットフォームでの上映と作品検索を可能にする。
現在の研究の課題である権利書については、引き続き当該者とコンタクトを取りながら進めていく。
権利確認がしやすい過去数年の作品を対象に進めていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、リモートワークが増え、未使用額が生じた。
引き続き作業を継続し、最終的に研究を完成させる。

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公開日: 2021-12-27  

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