次年度使用額が生じた理由 |
コロナ感染症の感染拡大防止のため2年間、主に地方図書館と文学館への国内出張を行なうことが不可能となったため、その分の使用額が生じた。 既に調査済みのデータベース構築用の情報機器を揃える(物品費 250,000円×2台、500,000円)。図書館・文学館調査(国内出張)が行えなかったため、2022年度に調査を集中して行う(国内地方図書館・文学館調査を6回行う。国内旅費100,000円×6回、600,000円。研究集会のための旅費50,000円×6人分、300,000円) また文学活動や人の動態(関係や移動)に着目し、伝記研究などで見過ごされてきた事象について調査をし今までに明らかになったこと、伝記的事実の確認と研究深化の可能性について、国際的な発信・交流の場である研究集会を開催し、記録を冊子として残す予定である(専門知識の提供者への謝金や設備費200,000円)。研究集会は、海外の日本文学・日本文化研究に関心をもつ人々からのアクセスもあると考えられるので、海外からの利用に供することができるように準備を進めるつもりである(その他100,000円)。具体的には英文要旨の作成ならびにネイティブチェックを考えている。
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