研究課題/領域番号 |
18K00386
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
利根川 真紀 法政大学, 文学部, 教授 (40297990)
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研究分担者 |
山崎 暁子 法政大学, 文学部, 教授 (00348301)
宮川 雅 法政大学, 文学部, 教授 (60209864)
小島 尚人 法政大学, 文学部, 講師 (60781169)
丹治 愛 法政大学, 文学部, 教授 (90133686)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 英文学教育 / 理念 / 方法論 / 教材作成 |
研究実績の概要 |
本研究は、作品解釈を文学教育の中核に据えることによって、リベラルアーツ的能力(社会人基礎力)を養成するための英文学教育の理念を策定するとともに、英文学の導入教育の方法論と教材を開発することを目的としているが、今年度は、メンバーのミーティングを5回(2021年5月26日、7月28日、10月27日、12月22日、2022年3月1日)開催し、以下のような活動をおこなった。 教員間でさまざまな技法・取り組み方について情報共有したことにより、ディスカッションに関しては、Google documentやZoomのbreakout sessionや学習支援システムの授業内掲示板などの活用を通して、対面授業以上に活発に行うことができた。また、レポート作成に関しては、執筆前と修正時のタイミングでルーブリックを活用することにより、効率的・効果的な書き方の指導につなげることができた。アウトプットの機会が増えたことにより、文学テクストへの取り組みが意欲的になり深まったと実感した学生が多かったことを教員間で共有した。またオンライン授業での映像資料の用い方についての情報共有も行い、授業運営方法についての選択肢を増やすこともできた。年度初めの取り組みとしては、文学教育の理念と目標、およびそれを学生に周知する方法について議論した結果を、「文学を学ぶってどんなこと」というプレゼン資料の改訂版作成に反映し、新入生オリエンテーション・在学生ガイダンス資料として動画配信することにつなげた。 最後に、研究成果報告書作成のために4年間のプロジェクトを肯定的に総括するとともに、翌年度以降の活動の継続を決定し、そのための課題をリストアップした。
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