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2020 年度 研究成果報告書

コンピュータによる『カンタベリー物語』諸写本・諸刊本と16世紀印刷本の計量的比較

研究課題

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研究課題/領域番号 18K00400
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02030:英文学および英語圏文学関連
研究機関岡山理科大学

研究代表者

地村 彰之  岡山理科大学, 教育学部, 教授 (00131409)

研究分担者 中尾 佳行  福山大学, 大学教育センター, 教授 (10136153)
佐藤 健一  滋賀大学, データサイエンス教育研究センター, 教授 (30284219)
川野 徳幸  広島大学, 平和センター, 教授 (30304463)
大野 英志  広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (80299271)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードチョーサー / 『カンタベリー物語』 / コンピュータ / 写本 / 印刷本 / 計量的比較
研究成果の概要

『カンタベリー物語』のHengwrt写本、Ellesmere写本、Blake版、Benson版、Caxton版(初版)、Caxton版(第2版)、Pynson版、Wynkyn de Worde版、Thynne版を縦軸に並べて、一目で共通点と相違点を把握できるデータを作成してきた。本研究では、16世紀初頭の印刷本Thynne版(1532)のデータ(Fragment I)に基づいたテクスト比較研究を国際学会において発表した。今日までのテクストの伝達と継承の問題について考察する研究の流れが形成できた。

自由記述の分野

中世英語英文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

今日まで新チョーサー協会国際大会に参加し、2008年連合王国・スウォンジー大学での16回大会から2018年カナダ・トロント大学での21回大会まで継続して研究発表をした。その成果の意義・波及効果は以下のとおりである。①テクストの校合という方法とそれに基づく統計的実証データを提示した報告は高い評価を得、本研究が国際的にも最先端をいくものであることが確認できた。②Peter Robinson 博士などチョーサーの写本研究の専門家報告と専門家との意見交換は本研究の進展に大いに参考になった。これからも研究成果を新たに国際的な舞台で発表することによって、学術的・社会的意義を敷衍することができる。

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公開日: 2022-01-27  

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