研究実績の概要 |
本年度は当初の研究計画に沿いながら以下のような研究成果を残すことが出来た。 著書として、『北京官話全編の研究 付影印・語彙索引 下巻』(2018.3,関西大学出版部,954p)、『古新聖経残稿二種 北堂本與満漢合璧本』(共編、関西大学出版部,2018.12,360p)『拝客訓示の研究』(2019.3,関西大学出版部,244p)の3冊を出版した。 また、学術論文として、「The Chinese Traditional Method of “Full or Vacant Characters” and the Grammar of Port-Royal」(Reading the Signs: Philology, History, Prognostication – Festschift For Michael Lackner, iudicium, 221-236p)。 口頭発表は、「明治維新期の英語学習と何礼之について」(近世語学会研究集会、2018年12月8日)など10数回に上っている。 なお、2017年度より、文部科学省の私立大学ブランディング事業に採択された「関西大学アジア・オープン・リサーチセンター」のセンター長を務めているが、そこにおいて、多くのシンポジウムを開催しているほか、本研究テーマのキリシタン文献のアーカイブス化についても積極的に推進している。
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