英語教育における教材としても英米の社会文化的背景を映し出す文学作品としても英米児童文学作品に関する文体研究は有用であり、幅広い応用が可能な研究と考えられる。今回の研究成果である英米児童文学コーパスの構築と活用は教材開発においても文学作品の読みを深める上でも大きな役割を果たすことを具体的な品詞タグや意味タグ、Keynessの分析から明らかになった。 このコーパス文体論による分析結果が、ICTの進んだ英語教育の教室でコーパスデータ駆動型言語学習の教材として協働学習をすすめる中で効果的な教材開発につながっていることを実践報告でも示すことができた。
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