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2023 年度 研究成果報告書

子どもの日本語教育の実践・研究のための「プラットフォーム」構築に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K00710
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
研究機関東京学芸大学

研究代表者

齋藤 ひろみ  東京学芸大学, 教育学研究科, 教授 (50334462)

研究分担者 濱田 麻里  京都教育大学, 教育学部, 教授 (80228543)
池上 摩希子  早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (80409721)
石井 恵理子  東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (90212810)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード子どもの日本語教育 / プラットフォーム / 実践と研究の往還 / 文化間移動と適応 / 第二言語としての日本語・母語・第三の言語 / 学習参加とことば / 実践者の語りと交流 / 教育コミュニティ
研究成果の概要

多様な言語文化背景をもつ子どもの増加におり、その日本語指導・支援のニーズは一層高まっている。本研究では、その推進のために、子どもの日本語教育の実践・研究のためのプラットフォームの構築を試みた。「子どもの日本語教育研究会」として実践者と研究が交流する研究大会・ワークショップ等を対面とオンラインとで実施してきた。また、ウェブサイトを運営し、リソースを提供している。大会等には毎回200人を超える参加者があり、多様な実践・研究が相互作用する場が構築され、アイディアと視点は、次なる実践・研究の示唆となっている。プラットフォームに求められる多様性・相互作用・継続性を実装化することができた。

自由記述の分野

日本語教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

学校・地域において,子どものための日本語教育の場を構築するには,関わっている多様な専門性をもつ者が学び合う場をつくり,相互に専門性を広げ,深め,実践的課題を解決する力量を高めることが必要である。本研究は「子どもの日本語教育研究会」の運営を通じて,この社会的ニーズに正面から応えて来た。
学術的には,子どもの日本語教育の課題について,多面的な検討を進めてきた。特に「ことばと参加」「実践研究のあり方」に関するプロジェクトを発足させ取り組んだ。その結果,ことばの教育実践においては,個と社会との相互連環と相互作用,そしてプロセスとして本質的問いに迫る学びのサイクルを形成することの重要性が示唆された。

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公開日: 2025-01-30  

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