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2019 年度 実施状況報告書

保健医療系ESP英語多読プログラムの構築と検証

研究課題

研究課題/領域番号 18K00745
研究機関千葉県立保健医療大学

研究代表者

神田 みなみ  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (20327125)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード英語 / 多読 / ESP / リーディング / 保健医療 / ノンフィクション / スマートフォン
研究実績の概要

本研究は保健医療系の(1)英語多読用図書・教材の開拓と選定を継続しながら、(2)保健医療系学生向けの英語多読用図書の語彙分析を行い、最終的に(3)多読による専門英語プログラムの実施と検証を行うものである。
初年度に引き続き、英語多読用図書として英語母語話者向けのノンフィクションシリーズより、特に物理学・化学・生物学などの科学もの、人間の身体・健康・病気に関する図書と付属音声の収集を行った。
保健医療系の大学生を対象とした英語多読プログラムの構築には、段階を踏んだレベル別の英語教材が求められる。ノンフィクションの英語図書は比較的に容易に読める初期のレベルは増加しているが、その次は英語母語話者の高校レベルの高い難度となる傾向があった。英語多読図書・教材の収集には、日本人大学生に適用できるものが十分得られなかったため、橋渡しになるものとして、オンラインの英語リソースの検討を開始しており、継続する予定である。
オンラインで公開されている健康関連のサイトを研究対象に含めることと共に、授業内外での英語多読の支援として学生のスマートフォン活用を開始した。その検討の途中経過の学会発表を行った。加えて、保健医療系の学生への英語多読教材の活用について学会発表が採択された(台風のため渡航できず)。
ノンフィクションリーダーの収集は引き続き行っている。英語母語話者の児童・生徒向けの図書に含まれる保健医療系の使用語彙と語彙レベルについて分析のための、各シリーズ、レベル別のデータとしての蓄積を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

英語多読用図書として英語母語話者向けのノンフィクションシリーズより、特に保健医療分野の英語図書、人間の身体・健康・病気に関する図書と付属音声の収集が十分とは言えず、継続する必要がある。

今後の研究の推進方策

英語多読用図書として英語母語話者向けのノンフィクションシリーズより、特に物理学・化学・生物学などの科学もの、人間の身体・健康・病気に関する図書と付属音声の収と分析を行う。洋書の購入に日数がかかる傾向が出てきている。オンラインの英語サイトなども対象に含めることとして、学生のスマートフォン、遠隔授業の環境下での応用を視野に検討する。

次年度使用額が生じた理由

保健医療系専門の大学生英語学習者を対象とした英語多読プログラム構築のため、グレーデッドリーダー、一般書の人間の身体・健康・病気に関する図書の収集と検討に時間がかかった。引き続き収集を行う。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)

  • [学会発表] Utility of smartphones as learning and assessment tools in EFL class2019

    • 著者名/発表者名
      Minami Kanda
    • 学会等名
      JALTCALL2019 Conference
    • 国際学会
  • [学会発表] Utilizing Extensive Reading Materials for Healthcare Majors2019

    • 著者名/発表者名
      Minami Kanda
    • 学会等名
      The 5th World Congress on Extensive Reading
    • 国際学会

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公開日: 2021-01-27  

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