今後の研究の推進方策 |
花崎一夫(研究代表者)がOnomasiologicalな研究、および教材作成を行い、花崎美紀(研究分担者)が各接続詞のデータ収集及び歴史的視点からのSemasiologicalな研究を実施する。具体的には、Semasiologicalに、現代語・過去の英語の意味ネットワークを作成する。<現代語>対象語の用法から、先行研究を参考に、次の(1)~(5)の手順で意味ネットワークを作成する。(1)採集したデータを使って、対象語の用例を収集。(2)用例の分類。(3)分類ごとのイメージスキーマの作成。(4)近い用法を確認(5)結果として中心にくる用法である中心スキーマを認定。また、<過去の英語>古英語期・中英語期・初期近代英語期の英語についても、上の(1)~(5)を行う。さらには、Onomasiologicallyに、関連する接続詞を比較検証し、対象接続詞の棲み分けを明らかにする。そして、接続詞のWord Netを構築する。2019年度以降の研究対象は接続詞that, if, whether, when, because, since, as, than, as far as, as long as, as if, as thoughで、それらの棲み分けを行う。そして研究成果の発表に関しては、30年度までの研究結果を、海外の学会で発表し、海外の研究者と意見交換することも視野に入れている。
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