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2023 年度 研究成果報告書

英語(EMI)による理工系教育の質保証システム確立の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 18K00781
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

永井 正司  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90237488)

研究分担者 佐藤 浩章  大阪大学, 全学教育推進機構, 教授 (10346695)
鈴木 章能  長崎大学, 教育学部, 教授 (70350733)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードEMI / 共通語としての英語 / ELF
研究成果の概要

本研究では、学術の各専門分野において、専門科目授業を英語でおこなう (EMI, English as a Medium of Instruction)割合が増加してきた状況に鑑み、大きく次の3つについて、研究を進展させてきた。①共通語としての英語 ②EMI参加者のモチベーション ③日本人英語の特徴や実態。研究が進展するうちに、英語化された授業の場(オンラインを含む)におけるコミュニケーションの問題が浮上し、授業参加者に、英語を母語とする話者とそうでない話者が混在している場合、ネイティブ話者と非ネイティブ話者の調整がおこなわれなければ、授業が円滑に進行しないということが明らかになってきた。

自由記述の分野

英語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、専門科目授業を英語でおこなう (EMI, English as a Medium of Instruction)形態について、特に、質の保証を伴ったEMIの実現を可能にするため、「授業の質」と諸要素間の因果関係、相互作用などについて探究を深めた。英語化された授業の場(オンラインを含む)におけるコミュニケーションの問題が浮上したが、コミュニケーション不全の問題は、授業に限らず、社会全体の言語使用や情報伝達の問題を解決する方策を考える上でも、重要である。今後は、言語・文化全般にわたる課題の一現象と捉え直すことで社会的な貢献についても追究していきたい。

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公開日: 2025-01-30  

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