| 研究課題/領域番号 |
18K00784
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| 研究機関 | 島根大学 |
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研究代表者 |
岩田 淳 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (00280438)
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| 研究分担者 |
汪 曙東 島根大学, 学術研究院教育研究推進学系, 准教授 (50435046)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | デジタルバッジ / マイクロクレデンシャル / 動機付け / 医学英語教育 / ESP / eラーニング |
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| 研究実績の概要 |
本研究では、医学英語の知識とスキルの向上を目的としたeラーニング教材の開発において、デジタルバッジによる学習成果の認証システムを導入した医学英語読解演習教材を開発し、運用評価によって、その認証・評価方法が学習や学習動機にどのような効果をもたらすのかについて検証を試みた。
研究の第3フェーズ（令和2年度）では、第1,2フェーズ（平成30年度、令和1年度）で開発した医学英語読解演習教材の改良と学習者による評価データの分析を行なった。分析したデータの中で、第２フェーズで医学科1年生を対象とした事後アンケート（回答率72.5%）で、バッジによる学習達成度を可視化する本システムについて81.1%が「分かりやすい」と回答した一方で、「学習の動機付けに役立った」と回答した学生が56.8％にとどまっていたが、第3フェーズの改良により、「学習の動機付けに役だった」と回答した学生の割合が64.2%（回答率93.3％）に向上するなど、改善が見られた。
本研究を通じて得た知見をもとに、教材開発手順や学習効果に関する成果を医学英語教育学会と国際学会EuroCALL2020にて研究発表を行う予定であったが、両学会ともにコロナウイルス感染症の拡大により中止となり、発表の機会を失ったが、Keynote speakerとして招聘されたInternational Vocational Education and Industry Training Symposium（オンライン開催）にて、本研究の成果を発表し、専門分野の研究者から貴重なフィードバックを得ることができた。
本研究成果については、令和3年度に1年間補助事業期間を延長し、関連する学会で成果を広く公開し、医学英語教育のみならず、他の専門分野の英語教育におけるeラーニングの利用推進、普及に必要となる研究基盤の確立を目指す計画である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究の第３フェーズ（令和2年度）における教材の改良開発、学習者データの解析は概ね予定通り遂行したが、本研究を通じて得た知見について発表を行う予定であった医学英語教育学会と国際学会EuroCALL2020がコロナウイルス感染症の拡大により中止となり発表の機会を失ったことから、成果発表については、予定より遅れることになった。
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| 今後の研究の推進方策 |
研究の第３フェーズ（令和2年度）は本研究を通じて得た知見をもとに、教材開発手順や学習効果に関する成果を医学英語教育学会と国際学会EuroCALL2020にて研究発表を行う予定であった。しかしながら、両学会ともにコロナウイルス感染症の拡大により中止となり、発表の機会を失ったため、令和3年度に1年間補助事業期間を延長し、関連する学会で成果を広く公開し、医学英語教育のみならず、他の専門分野の英語教育におけるeラーニングの利用推進、普及に必要となる研究基盤の確立を目指す計画である。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
研究の第３フェーズ（令和2年度）は本研究を通じて得た知見をもとに、教材開発手順や学習効果に関する成果を医学英語教育学会と国際学会EuroCALL2020にて研究発表を行う予定であった。しかしながら、両学会ともにコロナウイルス感染症の拡大により中止となり、発表の機会を失ったため、令和3年度に1年間補助事業期間を延長し、関連する学会で成果を広く公開し、医学英語教育のみならず、他の専門分野の英語教育におけるeラーニングの利用推進、普及に必要となる研究基盤の確立を目指す計画である。
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