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2023 年度 研究成果報告書

Extended discourse in Japanese learners of English: From the perspective of oral and written narratives

研究課題

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研究課題/領域番号 18K00789
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関明海大学

研究代表者

中邑 啓子  明海大学, 外国語学部, 教授 (20449044)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードoral narratives / written narratives / discourse / language learning / Japanese students / English learners / referential structure / evaluative language
研究成果の概要

本研究は、日本人英語学習者における談話スキルの習得について、口語および文語による語りに焦点を当てて検討した。英語を学習している日本人大学生から英語のナラティブを収集し、日本語と英語の母語話者から収集したナラティブと比較した。その結果、ナラティブのストラテジー (評価表現、物語構造、移動表現など)に、言語特有の傾向が見られた。英語学習者に関しては、日本語から英語へのナラティブ・ストラテジーの移行を示す学習者もいた。さらに、本研究は、外国語の授業において、話し言葉・書き言葉で物語を作ることが、 口語と文語の談話能力を効果的に伸ばす方法である可能性を示唆している。

自由記述の分野

Psycholinguistics

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、談話スキルに焦点を当てることによって、語彙、発音、文法などに重点を置いてきた日本の英語学習研究のギャップを多少埋めたことである。口語と文語のナラティブ(物語)を分析することによって、日本人の英語学習者がどのように物語をつくるかを検証した。
社会的意義について言えば、物語は口語(会話など)と文語(作文など)の重要な要素であり、楽しい活動である。小さな子供も外国語を学ぶ生徒たちも物語を創作する意欲を持っている。言語特有の違いなどに着目し、外国語の授業でナラティブ・アクティビティを活用することは、生徒が能動的にスピーキングやライティングのスキルをさらに向上させるのに役立つ。

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公開日: 2025-01-30  

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