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2021 年度 研究成果報告書

スピーキング力発達に寄与する外的・内的要因の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K00795
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関明治大学

研究代表者

尾関 直子  明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (00259318)

研究分担者 王 ウェイトン  東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 特定教員 (80867862)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードスピーキング / 物語評価 / CAF / DST
研究成果の概要

日本人大学生のスピーキングパフォーマンスが、スピーキングタスクを継続的に行うことにより、どのように変化をするのかを調査した。スピーキングパフォーマンスは、complexity(複雑さ)、accuracy(正確さ)、fluency(流暢さ)の3つの観点からの量的分析と物語評価という観点から質的分析を行った。結果は、調査協力者のスピーキングパフォーマンスは、直線的に上達するのではなく、各個人によって、CAFの変化が違いDynamic Systems Theory (DST)の考え方と一致していた。また、CAFの値がそれほどよくなくても創造性の評価は満たしている協力者が多くいたことがわかった。

自由記述の分野

応用言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、タスクを継続的に行うことにより、パフォーマンスがどのように変化するかについては、ほとんど調査させてこなかった。また、調査されても、スピーキングの変化をcomplexity、accuracy、fluency(CAF)の観点から量的に測る研究がほとんどであった。本研究では、上記の観点の他、物語評価という質的観点を取り入れて、パフォーマンスの発達の変化を調査したことに意義がある。また、調査結果がDynamic Systems Theory を裏付けていること、また、CAFの観点から測ったスピーキング力が低くとも、自分の考えや意見を伝えることができることが判明したことにも意義がある。

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公開日: 2023-01-30  

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