研究課題/領域番号 |
18K00798
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
G・R Stockwell 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90367988)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | eラーニング / 学習自律性 |
研究実績の概要 |
2021年度においてもコロナの影響で、研究が遅れてしまったこともあり、予定していた学会に参加することができなかったが、実質のデータ収集と分析を行うことができた。コロナ前から一部のデータ収集ができたため、それをオンラインの学会で発表をすることができた。元々の予定と異なった形だったが、オンライン環境の中の学習を調査することもできたため、現在コロナ前とコロナの終盤の学習と比較している。結果的に、教員の存在感が感じられないと、学習意欲が低下してしまう稽古が見られている。オンラインの環境の中でも、教員の存在をいかに学習者に感じられるようにできるかを今後の課題となっていることが分かった。 研究結果に基づき、共著書籍の執筆もでき、Scopusの学術雑誌の論文執筆もできた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
一番大きな原因は新型コロナウィルスの影響だった。対面で予定していた授業は、2021年度中にもほぼオンラインになってしまい、スポットで授業を行うことができたが、スマートフォンの影響を調査することは困難な状況だった。2022年度入ってから全面的に対面の授業に戻ったため、以前計画していた研究が再びできるようになった。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度4月から通常の対面の授業ができるようになったため、2021年度で行われたオンライン学習の比較ができると想定している。現在は学習に、オンラインとオフラインで少人数で自分の学習方略及び学習意欲について振り替え、いかに自律的に学習できるかを調査している最中である。去年の研究に引き続き、コンテンツを教えることも重要であるが、どのように動機付けを保つことができることを指導することもとても重要であることが分かってきているから、細かい調査を続き得ている。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナウィルスの影響の寄って、2021年度中に研究の一部しかできなく、発表も遅れてしまった。2022年度はもう既に順調にデータ収集と分析を行い、国際学会大会で発表することも決定している。研究費はそのデータ分析及び学会での参加費で使用することとしている。
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