最終年度として、これまでのプロジェクトの成果をまとめる形で、商業出版による書籍の刊行を行うことに成功した。これにより、当プロジェクトが実施した活動に直接参加していない層へのリーチが可能となり、一般層への啓蒙活動へと拡大させることができた。以下、出版した海竜社の担当編集者大場氏と共に作成した書籍紹介内容である。本書には「利他」の視点を学術的かつ実践面からふんだんに取り入れてある。 誰も無関係ではいられない、でも、どうやって参加する? 多くの人にとって、SDGs(持続可能な開発目標)は他人事かも知れません。一方、どんな人もやりたいこと、興味関心のあることを持っているはず。その中には、あらゆる要素を包括するSDGsとつながる部分が必ずあります。実現のためのプロジェクトを立ち上げ、そこにSDGsを乗せればいいのです。そうして「ジブンゴト」としてとらえていかなければ、世界は変わりません。その道具として、「徹底した現実主義」であるプラグマティズムを学びつつ、世界の課題と自分の願望について誠実に、しっかり考えていきましょう。 第1章―SDGsのこれまでとこれから、第2章―プラグマティズムとSDGs、第3章―「プロジェクト」の可能性、第4章―問題発見力を磨く、第5章――ジブンゴトが新しい価値を作る
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