研究課題
基盤研究(C)
外国語eラーニング教材の仕様の差による学習効果・使用者評価・学習実態の差を明らかにし、それに基づいて、最適化した教材の仕様を明らかにした。その仕様とは、教材のフォルダおよびファイル構造を単純にすること、簡単なHTMLとMP3で作成すること、練習問題の仕組みを単純にして、各問題で「読む」「聴く」「書く」「話す」が段差なく練習できるようにすることである。この仕様に基づいて教材を作成し、それを授業で使用し、その仕様の整合性を検証した。
外国語教育
外国語eラーニング教育においては、ICTの進展によって、多機能・高機能の教材が使えるようになった。しかし、学習者にとっては、多機能・高機能の教材が学びやすい教材であるとはかぎらない。本研究では、教材の仕様の差によって生まれる学習効果・使用者評価・学習実態の差に基づいて、最適化した教材の仕様を明らかにし、その仕様に基づいて教材を作成し、それを授業で使用し、その仕様の整合性を検証した。本研究は、ドイツ語ばかりではなく、さまざまな言語のeラーニング教材開発研究に資する。