英語ライティング活動の際、書くことへの不安や苛立ちそして喜びといった感情が生じる。学習者の「英語を書くこと」をTAE理論を用いて調査することで、英語ライティングに対する感情面の含意を読み取り、明らかにすることが可能である。第二言語ライティングの研究者が提唱するように、これからは教育環境に適したライティング指導を考え、書く能力を育成することが求められる。英語の伝統的な慣例を忠実に従うライティング指導から脱却するために、ライティング指導を斬新的な方法で生み出す試みを遂げなければならない。本研究成果から、ライティング指導の実践例を生み出し、教育現場へ発信する展開が可能である。
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